弊社のマーキング方法(シルクスクリーン印刷)について

  • 弊社では「シルクスクリーン印刷」という方法(ボディ(Tシャツやジャンパーなど)へ、版(スクリーン版)を使ってインクを直接刷り込んでいく方法)でプリントしています。
    市販のプリントTシャツなどのほとんどが、このスクリーンプリントで印刷されていますし、弊社でも市販用のプリントを常日頃から受注していますので、「弊社での印刷品質=市販のプリント衣料品質」とお考えいただいても良いと思います。
  • スクリーンプリントでの印刷制作は、以下のような手順になります。
  1. デザインの実寸データをつくる。
  2. スクリーン版にそのデータの内容を焼き付ける(製版)。
  3. 指定された色のインクを作る。
  4. ボディ(Tシャツやジャンパーなど)を、印刷台にセットする。
  5. 版をボディの上に置き、「スキージ」というヘラを使って上からインクを刷り込む(スキージング)。
  6. インクが版の上から下へ押し出され、版の下にあるボディに刷り込まれる。
  7. ボディに刷り込んだインクを乾燥・硬化させる。
  8. 検品して完成。

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オリジナルプリントに役立つ情報

フリーフォントやDICカラー番号など、デザインを作成するための便利な情報を紹介しています。

■DICカラーチャート表

たとえば「青でプリントしたい」とご指定いただいても、「青」にはさまざまな濃度があり、ひとつの青色インクに対して人それぞれ「ちょっと水色っぽく見える」「濃く見える」など、感じ方は千差万別です。
刷り色のご指定は、人それぞれの主観的なものではなく、万人が客観的に同じ色合いを共有できたほうが、イメージの相違によるトラブルは少なくなります。
印刷業界では、PANTONE(パントーン)やDIC(ディック)などといった色見本を、デザイナーと印刷工場それぞれが保有して、指定色の濃度や色合い情報を共有していますが、これらの色見本帳は一般のお客様が通常保有されているようなものではないため、弊社にてDICカラーのサンプルを作りました。
このページのカラーをご参考に「DIC167番の黄色」などというふうに、明確に色指定をいただけましたらスムーズです。

ただし、パソコンで見ている限り、色の表示はパソコンやモニターの表示性能に左右されますので、結局は同じ濃度や色合いを完全には共有できません。
あくまでも、色を決めるための参考としてご覧ください。

■書体(フォント)について

たとえば「ゴシック体で」という書体指定があっても、太いものか細いものか、角ばったものか丸まったものかなど、そのカテゴリーにおいても、さまざまなバリエーションがあります。

書体はデザインにおいて重要なポイントにもなりますので、できるだけお客様にてご指定ください。
このページでは、お選びいただける書体をたくさん紹介しています。

■ラフ原稿と版下データ制作例

このページでは、ラフ原稿というものがどのような感じのものか(=最低限どこまでデザインを考えるべきか)と、それを弊社で完全データにしたらどのようになったかを、主にパソコンでデザインを作るのが苦手な学生さんたちの原稿を例にして紹介しています。

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